
ウェルネスフードアワード2022受賞企業
インタビュー
昨年のウェルネスフードアワード2022にて
見事受賞された企業5社にインタビューを実施いたしました。
応募の際のご参考に、ぜひお読みください!
食品素材部門 銅賞
フジッコ株式会社
平澤 素王 氏
インタビュー
vol.1
サステナブル&フードテック部門 銅賞
株式会社マイセンファインフード
村井 龍昭 氏
※応募時は亀田製菓株式会社
インタビュー
vol.2
OYATSU部門 審査員長特別賞
株式会社 明治
須川 裕介 氏
インタビュー
vol.3
OYATSU部門 金賞
インタビュー
vol.4
丸彦製菓株式会社
守谷 和高 氏
食品素材部門 金賞
インタビュー
vol.5
株式会社神鋼環境ソリューション
大谷 和由 氏
インタビュー vol.1
食品素材部門 銅賞
おせち料理をはじめ、昔からその美味しさで知られている「黒豆」には、現代社会のニーズに応えるさまざまな健康効果を発揮する力が秘められていました。フジッコ株式会社は長年にわたる黒豆の研究からその成分の秘密を解き明かし、独自の抽出製法を確立。伝統的な食品である黒豆由来の新しい健康素材「クロノケア®」として商品化いたしました。

平澤 素王 氏
フジッコ株式会社
イノベーションセンター 素材事業部 素材販売グループ 課長
---ウェルネスフードアワード2022に応募した理由を教えてください。
インターネット上の検索で、ウェルネスフードアワードの事を知りました。当時、これからクロノケア®の情報発信をしないといけない、という段階でした。原料素材を大きく広める場所は展示会への出展くらいしかありませんでした。また弊社は食品をメインとしている企業ですので、素材市場へのコネクションをあまり持ち合わせていませんでした。そのため、このアワードで受賞すれば、商品をお披露目し、多くの方に知っていただくチャンスだと思い、応募することを決めました。
---受賞を振り返っていかがですか?
昨年、アワードへの応募数は多くあったと聞いておりました。受賞が決まったと聞いたときは、「おぉ!」と研究者たちは喜んでいました。特に最終審査では、機能性表示食品として受理された「血管の柔軟性維持」「一過性の疲労感の軽減」の健康機能と、伝統食である黒豆のストーリー性をわかりやすくお伝えできるよう、研究担当者が工夫を凝らした動画を自分自身で作成したこともあり、
よりクロノケア®が受賞したと連絡を頂いたときは、皆喜んでおりました。

---受賞結果を販促などに活用はいただけましたでしょうか。
プレスリリースを出したり、商談時のプレゼンテーション資料にはアワード受賞したと記載しております。クロノケア®の原料である黒豆の由来や、クロノケア®の機能性については自社で説明できますが、それを評価されているというのを可視化して、かつ説明できるのはありがたいことです。
また、研究者たちにとって、自分たちが研究してきた素材が、専門家によって評価されたというのは大きな喜びそして自信となり、日々の研究に対するモチベーション向上につながったと思います。また外に向けて発信・活動することで、さらに素材の認知度および素価値向上へもつながることを実体験できたことも良かったと思います。
---今後の展望についてお聞かせください。
クロノケア®に関しては、2022年12月28日に、「パソコンやスマートフォンなどのディスプレイ作業により生じる一過性の疲労感を軽減」する機能に関する機能性表示食品について消費者庁より受理されました(*1)。それ以外にも、同時期に「疲労感」と「日中の眠気」を軽減する機能性表示食品も受理され(*2)、今後も新たな機能性の発見が期待されます。クロノケア®以外にも、フジフラボン®(大豆イソフラボン)の研究開発など、自社の新たな機能性表示食品の開発や、機能性食品原料としての素材販売に力を入れていきたいです。
インタビュー vol.2
サステナブル&フードテック部門 銅賞


高たんぱく、食物繊維たっぷり、コレステロール0(ゼロ)の新たんぱく補給食品!
湯で戻し4分で色々なお料理に活用でき、お肉の様なリアルな食感が特徴です。使い方は簡単で、ミンチタイプはハンバーグやキーマカレーなど、フィレタイプは焼肉や唐揚げなど、お肉と置き換えるだけ。ダイエットや美容目的、健康維持など、それぞれの目的に合わせて、たんぱく質を日常の食事から摂取できます。
受賞企業:株式会社マイセンファインフード
※応募時は亀田製菓株式会社
受賞商品:大豆と玄米のべジミンチ / 大豆と玄米のベジフィレ
村井 龍昭 氏
株式会社マイセンファインフード 代表取締役社長
---ウェルネスフードアワード2022に応募した理由を教えてください。
近年、プラントベースドフードが話題になる機会が少しずつ増えてきていると思いますが、一般消費者の方への浸透はまだまだこれからと感じています。少しでもプラントベースドフードのこと、そして弊社商品を知っていただく機会を増やしていきたいと考えていたところこのアワードのお話を頂き、アワードを通じて商品の魅力を伝えていきたいと思い、応募しました。
---受賞を振り返っていかがですか?
非常に嬉しい気持ちでいっぱいでした。プラントベースドフードは、実は50年程前から存在していて、主には肉まんや、餃子、しゅうまい、ハンバーグなどの増量剤として使われてきました。これまでどちらかと言えば日陰の存在だった食べ物ですが、実は人にも地球にも優しい食品であり、もっと日が当たるものにしたいという想いで開発し続けてきました。

プラントベースドフードを一般消費者の方にも日常的に食べていただくために、やはり品質にこだわりました。増量剤の場合は水をより多く抱き込むために、水っぽく柔らかい食感に仕上げます。しかしプラントベースドフード単体として食べるには食感は悪く、美味しくありません。私たちの商品はあくまでも、単体で普段のお肉のように美味しく食べられる品質を追求しています。例えば、焼肉としてそのまま使ったり、ひき肉とまるごと置き換えても変わらない、そんなプラントベースドフードを楽しんでいただきたいと想いながら、開発を進めてきました。このコンセプト・品質をご評価いただき、サステナブル&フードテック部門のアワードに選んでいただいたことに感謝いたします。
---受賞結果を販促などに活用はいただけましたでしょうか。
受賞結果はニュースリリースやSNSへ掲載しました。また大手スーパーに設置した什器にアワード受賞のアピールをするため、受賞ロゴを活用しております。
それ以外にも、商談の資料に受賞結果の内容を入れております。やはり第3者から評価を頂けたというのは大きなアピールに繋がりますね。受賞の影響が一助になり、この1年で首都圏を中心に大手食品スーパーや量販店の約1,800店舗に配荷が進んでいて、続々と商品採用が決まっております。おそらく商談の上で、アワード受賞がポジティブな印象与えてくれているのではないかと思います。

---今後の展望についてお聞かせください。
では、プラントベースフードの商品がスーパーに置かれる場所は、農産乾物コーナーが圧倒的に多いですが、今後は精肉コーナーでも取り扱っていただけるように取り組んでいきます。あるスーパー様で、農産乾物コーナーではなく精肉コーナーに展開してくださったことがありました。そうすると、農産乾物コーナーと比べて売上高が10倍に増加しました。誰もが立ち寄る精肉コーナーにプラントベースドフードが置いてあると、「これって何なの?肉の代わりになるの?」と興味を持ってくださり、購入していただいたと思います。これからはドライ商品ではなく、湯戻しなしでそのまま食べていただけるプラントベースフード商品の開発を考えています。これからも消費者の皆様が本当に求めている商品を積極的に開発し、プラントベースドフード市場がさらに活性化するような取組みを進めてまいります。
インタビュー vol.3
OYATSU部門 審査員長特別賞
「まとめて摂れる、欲張り新習慣。」
5つの機能「血圧」「「血糖値」「中性脂肪」に加えて、健康的な生活に大切な「記憶力」「ストレス」をケアする、難消化性デキストリン・GABAをまとめて摂れる、欲張りな機能性表示食品です(飲料)。

須川 裕介 氏
株式会社 明治
グローバルデイリー事業本部
牛乳・飲料マーケティング部 牛乳・飲料G

---ウェルネスフードアワード2022に応募した理由を教えてください。
受賞した5つ星習慣は、弊社の宅配事業の中で、初めて機能性表示食品として発売されました。1本で、相関する5つの健康課題を解決するというコンセプトは、お客様に高く評価されると確信していました。しかしながら、当時はまだ発売したばかりで(2022年7月1日販売、7月29日に授賞式開催)、宅配という限定されたチャネルということもあり、多くの方にこの商品を知っていただきたいという想いも込めて、ウェルネスフードアワードへ応募しました。
---受賞を振り返っていかがですか?
今も、覚えていますね。授賞式には、当社の宅配事業に関わるメンバーで参加しました。最後、最優秀賞か審査員長特別賞のどちらかが決まる、という瞬間に、「最優秀賞がきてほしい」と願いながら発表を待っていたのを覚えています。結果は、願った賞ではありませんでしたが、審査員長特別賞を頂けたのは嬉しかったです。

---受賞結果を販促などに活用はいただけましたでしょうか。
受賞時、5つ星習慣が発売してまだ1か月ほどだったので、販売店からお客様に新商品として紹介している真最中でした。そのため、販売店へウェルネスフードアワードに受賞したことを通知しました。お客様に説明する際、賞を頂けたことで、健康に良い商品であることを理解していただく後押しになったと感じています。また、社内説明会で受賞したことを報告し、商品説明時の資料に受賞ロゴを活用させていただきました。
---今後の展望についてお聞かせください。
お客様が抱える様々な健康課題を定義し、その課題解決ができる商品の開発を強化して参ります。そして、定期配達とウェルネス情報の提供によって「おいしい健康習慣作り」をサポートしていきたいと思います。更に、配達時の見守りサービスの展開や、お客様同士をつなぐコミュニケーションのハブとなることで、健康・安全・活発な街づくりに貢献できると考えています。幅広い世代の方に、弊社宅配サービスを知って、体験して、シェアして頂き、地域の健康寿命延伸という社会課題の解決にもつなげていきたいと考えています。

※おかきの名門匠の心(2023年6月~)
商品カタログより

インタビュー vol.4
OYATSU部門 金賞
ごま配合量たっぷりの「ごま好き」は骨や歯形成に必要な栄養素であるカルシウムと、体内酵素の正常な働きエネルギー産生を助けるマグネシウムを気軽に摂取する事ができます。(4パック84g当たり:カルシウム・マグネシウム96mg)また、味噌蔵から生まれ免疫賦活化効果が期待できる「蔵華乳酸菌 LTK-1」と、健康志向商品の研究開発で培った米菓への「水溶性食物繊維」配合の技術をプラスし、おなかの環境を整える「腸活」の効果にもこだわりました。(4パック 84g当たり:蔵華乳酸菌128億個、食物繊維8.4㌘)しかも食物繊維を多く含むごま好きは一般的な甘辛煎餅と比べ糖質量が約47%オフ(日本食品標準成分表2015 菓子類甘辛せんべいと比較)と糖質も少く罪悪感なく召し上がっていただけます。